いろいろな外壁材。
一般的な予算でつくる木造住宅の場合、主な外壁材は3種類です。
窯業系サイディングとガルバリウム鋼板、吹付塗装です。それぞれの特徴をご紹介致します。
①窯業系サイディング
木のチップをセメントに混ぜて成型した木片セメント板という材料からつくられています。
表面に凹凸を付けてタイルや割石、木材といった素材を模した塗装がなされています。
モダンなデザインをやや柔らかくしたい時に向いています。この素材をうまく使うコツは
サディングの継ぎ目の目立たない製品を使うことです。その為には、柄に方向性がないもの
を選ぶと良いでしょう。
②塗り壁(吹付け)
職人がローラーやコテなどを使って仕上げます。砂のような粒(骨材)が混ざっているので、
さまざまな模様を付けることができます。塗料なので色がたくさんあるのも特徴です。
モダンにもナチュラルにも対応できますが、表情がある分、少し柔らかい印象になります。
モダン和風にするときに向いた素材です。
③ガルバリウム鋼板
焼き付け塗装で色を付けた0.4~0.5ミリ厚の鋼板です。表面に亜鉛とアルミの合金で
めっきをしているためサビに強いのが特徴です。模様や柄はありませんが、薄い板に強度を
もたせるためにリブがつけられています。ガルバリウム鋼板は、シンプルモダンに向いています。
縦張りと横張りで雰囲気が変わりますが、漏水しにくい縦張りとすることが多いようです。
2017/03/24