家づくりのワンポイントアドバイス。
【外壁の種類と特徴】
住まいの顔となる外壁(外装)材には、どのような種類があり、
それぞれどのような特徴なのでしょうか?主な外壁材の種類と
特徴をご紹介致します。
〇サイディング
ボード状の外壁材。セメントなどを原料とする窯業系、スチール
板などを表面材とする金属系、木材を塗装した木質系があります。
タイル風、石積み風など、本物のような風合いを持つ商品も多く、
様々な表情が楽しめます。比較的安価でデザインが豊富なため、
外壁材の主流となっています。
〇塗り壁
土壁、モルタル、漆喰、プラスターなどの材料を左官作業で仕上げる
壁の事。最近は健康住宅への関心の高まりから人気があります。
仕上げによって様々な表情が生まれますが、経年により亀裂が出てくる
こともあります。
〇タイル
粘土を主原料に各種の鉱物を混ぜて板状に成形し、燃成した素材。焼き方や
吸水率の違いなどで、磁器質、石器質、陶器質に分かれます。汚れが付きにくく
メンテナンスが不要なのが魅力ですが、コスト的に高くなりがちです。
〇レンガ
粘土を成形、乾燥、燃成した素材。外壁に用いると欧米住宅のような
雰囲気に仕上がるため、輸入住宅によく用いられます。
軽量化したり、形状を工夫するなどで施工性を高めた商品も出てきて
います。
2021/12/02