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耐震・制震・免震の違い。

近年、広く知られるようになった「耐震」「制震」「免震」という3つの

地震対策工法。それぞれの違いをご存知でしょうか?

◇耐震とは

壁や柱を強化したり、補強材を入れたりすることで、建物自体の強度を上げ

て地震の揺れに対抗する工法。地震の揺れがダイレクトに建物に伝わるため、

建物の損傷や物の落下が起こる可能性がある。

◇制震とは

建物内部に「ダンパー」という振動低減装置を組み込んで地震の揺れを吸収

することで、建物に粘性をもたせ振動を抑える工法。繰り返される地震には

有効な工法と言える。

◇免震とは

建物と基礎の間に免震装置を組み込んで、建物を地盤から絶縁することで地

震の揺れを受け流し、直接的な揺れを建物に伝えない工法。体感する揺れの

平均的な大きさは、実際の震度に比べて三分の一~五分の一とされる。

 

日本国内での普及率が高いのは「耐震」です。最も地震対策度が高いのは「

免震」と言えます。一方、免震は他の工法に比べ建築コストが掛かるという

デメリットがあり、なかなか普及率が上がらないのが現状です。

 

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