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暮らしの中の色 VOL8

■記憶の中の色

「記憶色」という言葉を聞いたことはありますか?

記憶色とは、人が特定のものについて、「こんな色だった」と記憶している

色のことです。ただし、人の記憶は意外と曖昧で、記憶色と実物の色が一致

しないことが多いのです。

例えば、空や海の写真を撮って後で見てみると、思ったよりも綺麗に撮れて

いないなぁー・・・と思ったことはありませんか?

人は様々な経験から「○○はこんな色」というイメージを持っていますが、

イメージの色は一般的に、実際の色よりも、その色らしさが強調される傾向

があります。つまり、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く、鮮やかな

色はより鮮やかに記憶されます。実際に感動した風景が写真では物足りなく

感じるのは、この「記憶色」の影響かもしれません。

■化粧品選びは要注意

この「記憶色」と実際の色との違いで注意が必要なのが「肌の色」です。

特に女性の場合、自分の肌の色を思い浮かべる時に、実際よりも明るい色

(うすい色)と記憶している傾向があるそうです。女性の肌の色は一般的に

色白が好まれるので、無意識に美化しているのかもしれません。

 

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