玄関ドアの鍵の種類と特徴。
玄関ドアは、デザインや使いやすさはもちろん重要ですが、忘れてはいけないのが
「防犯対策」です。
◆基本は「ワンドアツーロック」
一枚のドアに2つの鍵をつける「ワンドアツーロック」が最近の基本です。
空き巣などは侵入に時間がかかるのを嫌います。鍵が2つあると侵入に時間がかかる
と思わせるための防犯効果が大きくなります。
◆鍵は大きく分けて2種類
一般的な住宅の玄関扉で最も取り入れられている鍵は、鍵穴に鍵を差し込むタイプの
「シリンダー錠」です。シリンダー錠に使う鍵は、表面に多数の小さなくぼみがある
「ディンプルキー」と表と裏に凹みのある「ウェーブキー」の2種類が現在の主流に
なります。「ディンプルキー」の特徴は、無数の種類をつくることができ、複製が
困難なこと。「ウェーブキー」の特徴は、耐ピッキング性能が高く、砂やホコリが
入りにくいと言われています。
◆続々登場「電子錠」
最近では、電動で施解錠するシステムが増えています。電子錠は、カードをかざして
解錠する「カードキー」、番号を打ち込んで解錠する「テンキー」、リモコンで解錠
する「スマートキー」などがあります。
2017/03/30