住まいのヒント~ペットと暮らす~
ちょっと先の話ですけど、11月1日は「ワンワンワン」で「犬の日」です。
犬は年々「室内犬」が増え、最近では小型犬と同じように大型犬も室内で飼わ
れるケースが増えています。
新築やリフォームを機に、ペットと一緒に暮らす住まいを望んでいる方も多い
のではないでしょうか?ペット(特に犬)と一緒に暮らすにはどのような配慮
が必要でしょうか?
①ペットに適した床材を選ぶ。
床材は各メーカーからペット対応の商品も多く出ています。傷のつきにくい
もの、アンモニアに強く耐水性があるものなどがあります。壁材は、調湿機能
を持つクロスやパネル、珪藻土などの自然素材が向いています。
また、引っ掻き傷や汚れが付いた場合に簡単に取り換えられる「腰壁パネル」
を取り入れるのもオススメです。
②室内を自由に動き回れる工夫を。
間取りを検討する際は、ペットが自由に動き回れるスペースを確保することが
大切です。「ペット専用出入り口」があると、ペットの出入りのたびにドアの
開閉の必要がなく、ペットが自由に出入りできます。
③玄関周りに洗い場を。
散歩から戻った後に足を洗うための水栓やシンクが玄関周りにあると大変便利。
④グッズの収納スペースを確保する。
ペットフードや散歩グッズ、トイレシーなど、ペット用品専用の収納場所を確保
しておくと便利です。動線を考慮して、適した場所に配置しましょう。
⑤臭いがこもらないように換気設備を。
換気がしっかりできていないと、臭いがこもるだけでなく、カビやダニが発生し
やすく、思わぬ病気の原因にもなります。特にペットのトイレスペースなどには
換気設備や空気清浄機をつけるなどの対策をしましょう。